「映画の細胞」2023

「映画の細胞」2023
オフィシャル・セレクション

『走る男』 (9:43)

監督 小林真樹さん/観客 いなみさん

マラソンが趣味のけんじは、マラソンコースを走っている最中、ふと喉に違和感を 覚える。いなみさんのコンテから着想された幻想譚。観客も監督も映画の中を走り 抜ける。その先にあるのは…? Read more

『廃屋に取り付かれたメスザルの物語』 (10:57)

『廃屋に取り付かれたメスザルの物語』

監督 藏岡登志美さん/観客 小林心彩さん

撮影を通して、廃墟や野生動物に触れた冒険の記憶。それが映画に置換されたとき、若い観客は何を目撃するのか? 二度目の冒険がはじまる。 Read more

『懺悔は懺悔である』 (5:00)

『懺悔は懺悔である』

監督 山科晃一さん/観客 三木はるかさん

観客の三木はるかさんが懺悔を繰り広げる室内劇兼会話劇。 撮影時にいた対話相手が上映時にはいないため、観客は映画鑑賞によって自身の懺悔を 神父のように聞くことになる。主客の転換を目指された意欲作。 Read more

『包 bāo』 (6:08)

『懺悔は懺悔である』

監督 フッ軽フッサールさん/観客 松山義文さん

台本の代わりに渡されたのは、一枚のレシピだった――。 初めての餃子づくりを記録することで、観客自身も与り知らぬ姿を炙り出す。 視覚と聴覚に味覚をも包含した怪作が生まれた。 Read more

『結局お前次第』 (7:18)

『懺悔は懺悔である』

監督 中村友則さん/観客 小林潤平さん

純一は、人生の岐路に立たされていた。同僚と別れ、夜の街を千鳥足で歩いていると、交差点の向こうから怪しい男が睨みつけてくる。 観客を「お前」と呼べるところまで追い詰めた監督の入魂の一作! Read more