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第一回「映画の細胞」終了しました

2024.3.7
世界初? 一人の監督が一人の観客へ贈る「映画の細胞」の記念すべき 初開催が終了しました。
ご参加いただきました監督の皆様観客の皆様、会場をお貸しいただいたフィルムクラブユートピア南青山様、お疲れさまでした!

「映画の細胞」上映当日に起きたアレコレが、ノミネート作品の
タイムラインに沿っているように思えたので、ここでなぞらえてみようと思います。
○会場に着くと、館内のプロジェクターが壊れていた。 木澤さんが、自宅まで走る。
『走る男』
○会場に来ていた方々、暫し途方に暮れ、スクリーンを前に映画を観ないで 一時間過ごす。その間にも、故障原因を捜す方、つなぎのティーチインを 考案される方など映画的な展開が訪れる。
『廃屋に取り付かれたメスザルの物語』
○寛容なお客様方に救われながら、たまにシッカリシナサイとお説教も。
懺悔しつつも撮影を忘れない主催者。
『懺悔は懺悔である』
○藏岡監督のプロジェクター設営により、ようやく上映再開。 館内が安堵に包まれる。
『包 bāo』
○無事上映終了。諸々のトラブルは、映画や上映環境の再考をテーマにした 「細胞」に相応しいものだったのではないかと考え直す。
『結局お前次第』
今振り返ってみると、たとえ一人のためであっても、映画を上映するためには 大勢の人の力を借りなければならず、その当たり前の事実に気付かせてくれた という意味では、大変意義深いトラブルだったと思います。(詳細はドキュメントにて ご報告できればと思います)